マネジメント関連の本が好きで、ついついそればかり紹介してしまいますが、こちらもおすすめの1冊。
夏冬のボーナス前の査定時期などで、部下と面談をする機会のある方も多いと思います。なんとなく、自己流のやり方みたいなものを皆さん持っていると思いますが、同時にもっといいやり方がないだろうかと考えることも多いかと思います。
そんなときに、あのヤフーさんが制度として取り入れ実践しているという1on1について、その目的や手法、勘所や効果を知る事ができるのが本書です。
ヤフーの1on1 部下を成長させるコミュニケーションの技法
本間浩輔 ダイヤモンド社
特に本書の第1章は「マンガで学ぶ 1on1ミーティングの基本」というタイトルで、上司と部下の1対1の対話の場面の良いパターン/悪いパターンを、とてもわかりやすく漫画で描かれており、かなりオススメです。ここだけでも、何気なくやっている自分の対話方法が、ある点では大切さの再認識、ある点では反省できる気づきがあります。
漫画のあとは、しっかり文章で解説もあります。
以下、一部引用(太字)しながら、私が特に学びを得たところを紹介します。
1on1は部下のための時間であって、管理者の進捗確認の時間ではない。
自分本位ではいけませんね。
部下に話をしてもらうことが大切。上司が考えや答えを先に言わない。成長機会を奪わない。
上記同様、部下の成長の機会であることを忘れずに。
次の行動まで落とし込む
話をして、いい気分になっておしまいではいけないということですね。
コミュニケーションとは、自分の意図が相手に伝わって、相手が意図に沿って動いてくれること。
行動が大事!
「もう少し詳しく聞かせてください」と言うのは、相手が内省を深めるための言葉。自分が知りたいために言うのではない。
これも上記同様、部下の育成が目的だと肝に銘じる。そっくりそのまま、この言葉使わせてもらったりします。
フィードバックとは、耳の痛いことを告げて部下を立て直すための技術
コーチング、ティーチング、フィードバックの3点を適切に使うことが肝要。
などなど、このほかにもマネジメント・育成・コミュニケーションの観点で非常に学びの多い書籍でした。自己流だけでなく、こういった大きく有名な組織で実践されていることも勉強して取り入れて、よりよいマネジメントができるようになりたいですね。
ぜひ興味を持った方は、読んでみてはいかがでしょうか?
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